訪問看護ステーションに精神科看護師は需要がある

精神科看護師というのは、大きな総合病院や大学病院の精神科というところで勤務したり、精神科専門病院で働く人もいます。また最近では街中で通院できる精神科クリニックも増えているので、そこでも働くことが出来るでしょう。しかし精神科を経験していると、優遇される働く場所がもう一つあることをご存知ですか?それが訪問看護ステーションなのです。訪問看護ステーションは、医師から指示書をいただいて、在宅に訪問します。この訪問対象者は、高齢者ばかりではありません。時には神経難病の若い患者もいます。また小児なども対象になります。そして精神科の患者も対象になるのです。

では、どんなことをするのでしょうか。もしも介護保険を利用して高齢者のお宅に訪問する時には、状態の観察や保清、床ずれの処置や胃ろうの管理といったことがすぐに思い浮かびます。精神科の患者というのは、比較的日常生活は自立している人が多いです。そのため、主に状態観察と服薬管理という目的でかかわることが多いです。そんな訪問看護師になったら、誰でも精神科の患者のお宅に訪問することが出来るか?というと、そうではありません。これまでに一定期間の精神科看護の経験があること、また経験がなければ研修があることが条件になっているのです。そのため訪問看護をする以前に、精神科の経験があれば入職から早い段階で、患者の在宅訪問をすることができます。このような即戦力となる人材はかなり需要も多く優遇されるでしょう。